カービィストーリー
プロローグ 『突然の出来事』
ここは呆れかえるほど平和な星ポップスター。そしてこれまた平和な国プププランド。
そしてここにはさまざまな危機からこの星を救った星の勇者がいる。その名はカービィ。
敵を吸い込みその能力をコピーする事ができるのだ。
そんなカービィは今回もトラブルに巻き込まれてゆく。
ある日
カービィが同居人(?)のグーイとのん気に散歩をしていた時の事。
カービィ「あー・・今日も平和だねー。」
カービィはのほほんと余韻にひたっていった。
グーイ「あれ?カービィさんあれはなんでしょう?」
グーイが上を指していった。しかしそこには何もない。
カービィ「なにもないよ〜。」
グーイ「いいえ。あ!ほら音がします。」
グーイの言うとおり、何かが落ちるようなヒューという音がしてきた。しかもその音はカービィの頭上から聞こえた。どんどん音が近くなりそして、
コッツー―――ン
その『何か』はみごとにカービィの頭にあたった。
カービィ「いったー・・・!」
カービィは痛む頭をさすった。ふと気がつくと足元にはその『なにか』が落ちていた。
形はリップルスターの妖精のリボンとあったときのクリスタルに似ていたが色も違うし、何か別のものを感じさせた。
カービィ「なんだろう?」
カービィがそれを手にとった瞬間、そのクリスタルは急に赤く光りだした。
カービィ「うわっ!!」
あまりのまぶしさに二人は目をつぶった。光が消えた時、カービィたちの前には扉のようなものがあった。
グーイ「??なんでしょうか?」
カービィ「さぁ?とにかく開けてみよう。」
カービィがそういって扉に触れようとしたその時、
「うわああああああああああああああああ!!!!」
扉の向こうから声がしたと思ったら扉が勢いよく開いた。もちろん、扉の近くにいたカービィは顔を思いっきりぶつけた。
カービィ「いった〜〜〜〜・・」
カービィが痛さにもがいていると、扉の向こうから誰かがでてきた。
いや、出てきたというより滑り落ちてきたというほうがあってるかもしれない。その誰かというのは金色の髪をした少年だった。
「・・・ここはどこだろう?」
その少年はあたりを見回した。すると痛さにもがいているカービィをみつけた
「ド、どうしたんですか?」
少年はカービィに駆け寄った。そしてふと横にいるグーイを見た。
グーイ「あ、ども。」
グーイは軽く挨拶したが少年は固まったままだ。
少年「ぎ・・」
グーイ「ギ?」
少年「ギャーーーーーーーー!!お化け――――――!!」
その少年はグーイを見たとたん気絶してしまった。
グーイ「おばけ?」
グーイはキョロキョロとあたりをみまわした。どうやら少年の「お化け」という言葉が自分に言った言葉だとは思っていないらしい。
続く・・