最後の願い〜仲間との出会い〜


・・・夜空に輝く星々。


ある月の出ない夜、月食の日。

「え?」

カービィは目を覚ます。夢の中で、誰かに呼ばれたような気がしたのだ。

「どうした?」

隣で眠っていたトッコリーが、目を覚ましてカービィに聞く。カービィの体は震えていた。

「夢・・・見た・・・。フーム達が、血塗れになってる夢・・・。」

カービィは頭を抱える。抑えきれない不安が、カービィを襲う。

「その中に、俺もいたのか?」

トッコリーの声が、重くカービィの耳に突き刺さる。カービィはうなずいた。

「そうか・・・。でも、それは夢だ。気にすんなって。」

トッコリーはカービィの背を叩く。

「うん・・・。」

「もう遅いから寝ようぜ。」

「うん・・・。トッコリー・・・おやすみ・・・。」

「ああ・・・。何の音だ?」

トッコリーは耳を澄ます。何かの叫び声が聞こえる。

「カービィ、行くぞ!」

「うん!」

カービィとトッコリーは駆け出した。村のほうで、何かが起こっている。

「これ・・・は・・・!」

カービィは村に来て絶句した。

「カービィ!」

「レン村長!やめろー!」

カービィはレン村長に剣を向けている男を突き飛ばす。

「村長!これはどうなってるのか教えて!」

「私にもわからん。しかし・・・今回はデデデ陛下は関係ないようだ・・・。」

「デデデが・・・関係ない?」

カービィは聞き返す。レン村長はうなずく。

「ここはいいから、カービィ、お前はフーム様達の所へ行きなさい。」

「ボルン署長・・・。わかったよ!トッコリー、行こう!」

「ああ!」

二人は走り出す。そんな二人の様子を、村の者達はただ微笑んで見ているだけだった。


カービィとトッコリーは走ってデデデ城に飛び込んだ。

「フームー!ブンー!」

カービィは叫んだ。

「カービィ・・・いたぞ・・・。」

トッコリーが言った。

「え?」

カービィは前を見た。そこに横たわっているのは、フームとブンだった。

「フーム!ブン!」

「カービィ、すまない。私が守っていたら・・・こんなことには・・・。」

「メタナイト・・・。これは・・・どうなってるんだよ!」

「宇宙から来た者達だ。カービィ、お前は地球に向かえ。

その星に、スマブラ国というものがある。そこへ行くのだ。

お前は、その国の、選ばれた者なのだ。行け!私が生きている間に!」

「いやだ!みんなをおいて行くことなんて、僕には出来ない!」

「私は、お前の命をここで無駄にしたくはない!行け!」

「カービィ、早く行っちまえよ!」

「トッコリー・・・。」

「俺のことなんか気にすんな。たまには帰って来いよ。」

「うん!メタナイト、さようなら・・・。」

カービィはデデデ城を出た。村のほうから火の手が上がっている。

しかし、カービィはカブーのもとへと向かった。

メタナイトは、カービィのことを最後までさようなら、と一言も言わなかった。カービィはメタナイトを信じた

「カブー!」

「カービィ、地球へ行くのか?」

「うん・・・。」

「地球にあるスマブラ国・・・。そこはかつては緑が多い豊かなところだった。し

かし、一人の権力者がスマブラ国を襲い、国を滅ぼそうとした。だが、その時現れた5人の勇者達によって、その国は救われた。

それから七百年・・・。

その国に、再び暗雲が立ち込め始めている。スマブラ国は選ばれし者を待っている。

一人は地球のスーパースター、一人は永遠の2番手、一人はジャングルから来た王者、

一人は宇宙のバウンティーハンター、一人は心優しき恐竜、一人は緑の衣を着た時の勇者、

一人は宇宙の遊撃隊、一人は黄色の電気を操る者、一人は心の力を操る者、

一人はピンクの丸い球体、一人は音速の賞金稼ぎ、

そして、遥か遠い宇宙からやって来たピンクの星の戦士・・・。カービィ、お前の事だ。」

カブーはそう告げた。カービィは立ち上がってカブーを見た。

「カブー、いつか、また会えるよね?」

「会える。行け、カービィ。お前の使命はこれからだ。」

「うん!ワープスター!」

カービィは叫んだ。ワープスターに飛び乗り、そのまま宇宙へ出る。涙を流しながら・・・。


ここは地球―。キノコ王国に住むマリオは、瞬時に感じた不安を弟ルイージと共に探っていた。

「兄さん、一体何を探してるの?」

「あった、これだ!」

マリオは一冊の本を取り出す。その時、外から罵声が聞こえた。

「なんだ?」

「兄さん!火事だ!」

ルイージが叫ぶ。マリオはそれを見て息を呑んだ。

「ルイージ!今すぐにスマブラ国へ行くぞ!」

「わかった!」

二人はその時感じた。この炎が、人間のものではないことに・・・。


ここはスターフォックスの遊撃隊本部。

「フォックス、わかったな?」

「はい。地球ですね。今から行って参ります。」

スターフォックスのリーダー、フォックス・マクラウドはアーウィンに飛び乗ってその場を去った。

これから始まることを、微塵も感じないまま・・・。


ここはヤマブキシティ。

「ピカチュウー!大変よ!」

プリンが慌てている。

「どうしたの?」

「ミュウ様からの指令よ。今すぐにスマブラ国ってところに行けって・・・。」

「わかったよ。プリン、行こう。」

「ええ!」

プリンとピカチュウは走り出す。かつてのトレーナー、サトシをその場に残して・・・。


ここはハイラル平原。長旅をして休んでいたリンクは、風が急に変わったのを感じた。

「風が・・・もしかして・・・スマブラ国で・・・。」

リンクは立ち上がって歩き出した。

「やっぱり、スマブラ国で何かが起こったんだ。急がないと!」

リンクは走り出す。オカリナの音色を残して・・・。


一風変わってここはヨッシーアイランド。

「?地震だ。何かあったのかな?普段は地震なんて起きないのに・・・。スマブラ国で調べて見る必要がありそうだな・・・。」

ヨッシーは立ち上がって高くジャンプする。かつての仲間達に別れを告げて・・・。


ここはオネット。学校が終わったネスは、そのまま家に向かって歩いていた。

「あ、ネス。流れ星・・・。」

どせいさんが言った。

「本当だ。あの方角はスマブラ国だ!行ってみよう。」

ネスは走り出す。流れ星が、星ではなくカービィだということに、ネスはまだ気づいていなかった・・・。


カービィは落下した。悲しみのためにうまくワープスターを操ることが出来なかったのだ。

「いてててて・・・。」

カービィは立ち上がった。そこは、緑のあるきれいな場所だった。

「カブーが行ってた場所だ。ここが・・・スマブラ国・・・。」

カービィは周りを見て感動したが、すぐにプププランドを思い出し、涙を流す。

「フーム・・・ブン・・・メタナイト・・・デデデ・・・エスカルゴン・・・。」

カービィは地面に手をついて泣き出す。涙が、カービィの頬を伝っていく。

「どうしたの?」

カービィは顔を上げた。そこには、黄色い体をして、同じ色の耳をした者と、

カービィより薄いピンク色の耳をした丸い球体が立っている。

「どうして泣いているの?」

「僕の仲間が・・・殺されちゃったんだ・・・。

カブーが・・・スマブラ国を救えるのはお前だって言ったから、僕はこの星に来たんだ。」

「僕達はミュウ様の指令でここに来たんだ。僕はピカチュウ。」

黄色い耳をした者はカービィに言った。しかし、カービィは予想に反して立ち上がり、そのまま逃げて行く。

「あ、待って!」

ピカチュウが叫んだ時には、カービィの姿は見えなくなっていた。


カービィは走った。そして、木に背を預けて息を整える。さっきの相手が、敵か見方もわからない中で、動揺していたのだ。

「?この音色は・・・?」

カービィは、聞いたこともない音色を聞いた。その音色は、だんだん近づいてくる。

「誰?」

カービィは前へ出た。そこには、緑の衣を着た青年が立っている。

「俺はリンク。お前は?」

「僕はカービィ。何故ここにいるの?」

「ハイラルの風が変わったんだ。何かが起こり始めている・・・そんな気がしたのさ。」

「僕・・・。」

カービィの目に、涙があふれた。そして泣き出す。

「うわーん!フームー!」

カービィはショックで気を失いそうだった。

「つらいことがあったのか?」

リンクがカービィの頭の上に手を置く。

「・・・うん・・・。」

「そのためにここへ来たのか?」

「違う・・・。この国に、再び暗雲が立ち込め始めてるって・・・。

それを消すために・・・僕はここへ来たんだ・・・。リンクが言う風が変わったのも、もしかしたらそれかもしんない・・・。」

「なら、俺と一緒にそいつを探して倒そうぜ。な?」

リンクが言った。カービィは顔を上げてリンクを見た。リンクは微笑む。カービィは、リンクの笑顔を見て安心した。

「うん!絶対に倒してみせる!」

「それは僕達も同じことだよ。」

カービィは振り返った。ピカチュウがいる。その後ろには、他の者もいた。カービィはカブーの話を思い出した。

「俺はマリオ。俺も君に加わってもいいかな?」

「僕はルイージ。マリオ兄さんの弟。僕もよければ参加するよ。」

「私はサムス・アラン。あなたと同じ宇宙から来たわ。カービィ、私を覚えてるかしら?」

「サムス・・・それに、フォックス・・・。二人も、選ばれし者だったんだね。」

カービィは二人には見覚えがあった。宇宙会議の時、二人も会議にいたからだ。

「僕はドンキー。僕も参加してもいい?」

「私はプリン。ピカチュウと同じ場所からやってきたの。私も参加してもいい?」

「僕はヨッシー。僕も参加してもいい?」

「僕はネス。さっきの流れ星はきみだったんだね。」

「・・・・・。」

「だめかしら?」

プリンが言う。カービィは首を振って全員を見た。その顔には、もう悲しみなどなかった。

「いいよ!僕はカービィ!プププランドから来たんだ!よろしくね!」

「よろしく!!」

カービィ達は笑いあった。

「全員集まったな。」

「誰だ?!」

カービィは構えた。

「私はこのスマブラ国の責任者。お前達に、スマブラの力を与えよう。この力は、自分の願いをかなえてくれる力だ。

そして、どうか・・・宇宙の侵略者、マスターハンドとクレイジーハンドを倒してほしい・・・。」

「わかった!みんな、行こう!」

「うん!」

全員は走り出した。彼らの心に、スマブラの力が注ぎ込まれたことを知らずに・・・。


カービィ達はその夜、近くにあったホテルで泊まる事になった。

「おやすみ、カービィ。」

ネスが部屋に入ろうとするカービィに言った。カービィは何も言わず、ただネスに微笑んで部屋の中に入った。

「フーム・・・ブン・・・。地球には、とてもいい人達がたくさんいるよ。」

カービィはそう言って眠りについた。


カービィは夢を見た。とても大きく、黒いものがフーム達を襲っている。カービィは駆け出した。

しかし、その黒いものがカービィの体の中に入り込むと、カービィはフーム達を襲い始めた・・・。


「はっ!」

カービィは飛び起きた。

「夢・・・?」

カービィはその夢が妙に生々しいことに悪寒を感じた。

「夢だ!絶対に夢だ!」

カービィは頭を振って悪夢を振り払おうとした。

『哀れな奴だ・・・。悪夢に振り回され、不安な夜を過ごすとは・・・。』

「誰?」

カービィは部屋を見回した。しかし、誰もいない。

『我はお前を救いたい。そのためには、お前の体が必要だ。お前の体を貸してほしい。』

「僕の体を?それで、僕は悪夢から逃げられるの?」

『ああ。それに、お前の記憶から悪夢を消し去ってやろう。』

「お願い!」

カービィは叫んだ。カービィの体の中に、何かが入っていく感じがした。カービィはそのまま気絶した。


次の日―。

「カービィ!朝だ!起きろ!」

リンクの声がした。カービィは起き上がり、その場で笑った。

「これからたっぷり遊ばせてもらうぞ。」

それはカービィのものではなかった。昨晩、カービィにとりついた奴はマスターハンドだったのだ。

「カービィ?」

リンクは部屋のドアを開けて中に入ってきた。カービィは振り向いた。

「あ、おはようリンク。今日からがんばらないとね!」

「あ・・・ああ、そうだな。カービィ、マリオ達が待ってるぜ。」

「うん!」

カービィは部屋を出て行く。リンクはその部屋に残る禍々しいものを感じた。

「(なんだ、この気は?カービィに関係があるのか?)」

リンクは気になったが、マリオ達を待たせているのでその場をあとにした。


リンクはマリオ達の許へ行った。

「やっと来たね、遅かったけど・・・何かあった?」

ネスがリンクを見て言った。リンクはネスに耳打ちする。

「カービィの様子が変だ。カービィを調べろ。何かあるはずだ。」

「わかった。」

ネスはうなずいた。

「今日はこの国を回っていろいろと調べて見よう。」

「うん。カービィ、ちょっと話があるから僕と兄さんと来てくれないか?」

ルイージが言う。カービィはうなずいた。

「みんなは適当にこの国を回ってくれ。夕方、またここに集合だ。」

マリオが言った。全員はうなずいてバラバラに出て行った。

「カービィ、ここではなんだから外へ行こう。」

「うん。」

カービィはうなずいてマリオとルイージの後を歩き出した。外へ出て森の中に入ると、マリオはカービィを見た。

「カービィ、いや・・・マスターハンド。カービィから今すぐ離れろ。でないと、俺はお前を殺す。」

マリオとルイージは構えた。カービィは笑う。

「ふふふふふ・・・その通り。久々だな、マリオ。」

「ああ。しかし、今度は手加減はしないぞ!」

マリオはファイアボールを手に浮かべた。マリオはマスターハンドと戦ったことが一度だけあった。

「くらえ!」

マリオはファイアボールをカービィに当てた。マスターハンドは笑う。

「それぐらいできくと思ったのか?」

カービィは、カービィにとりついたマスターハンドはマリオを襲った。

「よけきれない!」

「ディンの炎!」

「?!」

マリオは目を疑った。目の前に、高貴な姿をした女性が立っている。

「あなたは?」

ルイージが聞く。

「私の名はゼルダ。ハイラルの王女です。リンクから連絡があり、ここへ向かったのです。」

「マリオ!久しぶりね。」

「ピーチ!」

「それで仲間が増えたつもりか?」

マスターハンドが笑う。

「それはどうかな?」

「リンク!」

マリオは振り返った。リンク達が立っている。

「俺達は仲間だ!そう易々とやられるものか!」

「俺の仲間のファルコだ。」

フォックスが言った。

「僕はマルス。こっちは仲間のロイ。不穏な気配を感じてやってきた。僕達も参戦してもいいかな?」

「もちろんだ!行くぞ!」

「はい!」

マリオ達はカービィに突進した。しかし、何かによって弾き飛ばされた。

「誰だ?!」

『大丈夫か、弟よ。』

「我は平気だ。兄よ、その者達こそ我らを滅ぼそうとしている者達。共に消し去ろう。」

『そうだな。』

「お前は・・・クレイジーか?!」

「そうだ。我の名を覚えていたとは、さすがはマリオ。」

クレイジーは笑った。マリオは手から炎を出してそれをクレイジーに当てる。しかし、クレイジーはびくともしない。

「どうした?マリオよ。お前は強いのではないのか?」

クレイジーはマリオ達を叩き落す。マリオ達は倒れた。立ち上がろうとしても、力が入らない。

「く・・・そ・・・。」

『弟よ。その者から離れろ。』

クレイジーが言った。マスターハンドはカービィから離れた。カービィの脳が覚醒する。

「え?」

カービィはその場で呆然と立ち尽くした。

「マリオ!リンク!うそだ!うそだーーー!!」

カービィは頭を抱えてうずくまった。あの夢が、カービィを襲う。

あの夢は、フーム達をあらわしていたのではない。マリオ達を示していたのだ。

「うわーーーーー!!」

カービィの心がずたずたに引き裂かれる。

「カービィ・・・。」

「ネス!!」

カービィはネスに駆け寄った。

「何故・・・泣く必要があるの?」

「だって・・・ネス・・・!」

「僕達には・・・スマブラの力があるよ・・・。その力を・・・使って・・・二人を倒そうよ・・・。」

「!!」

「みんな・・・いくよ・・・。」

ネスは立ち上がった。マリオ達も立ち上がる。

「俺達の願いをかなえてくれ・・・。どうか・・・。」

マリオが全員を見渡す。全員は目を閉じてうなずく。全員は声をそろえてこう言った。

「我らの国を救え!この地を救え!そして、永遠の闇をかの地に葬り去れ!」

その瞬間、全員の体が光り輝いた。その光は、そのまま宇宙へと飛んでいく。

プププランドに一筋の光が舞い降りたのを、カービィは見たような気がした。

『な・・・なんだ・・・この光は・・・!』

『このまま終わるのか・・・?!』

二人はそういい残すと消え去った。


それからしばらくして、カービィは目を覚ました。

「リンク・・・ネス・・・?」

「あ・・・ここは・・・。」

「皆の者、よくやった。マスターハンドとクレイジーハンドは死に絶えた。これも、お前達のおかげだ。」

「あなたは?」

ゼルダが聞く。

「私はこの国の責任者、レバーヌ。」

「レバーヌさん。プププランドはどうなったの?」

カービィが不安な気持ちで聞く。

「全員、あの悪夢のことを忘れて、平和に暮らしている。」

「よかった・・・。」

カービィは胸をなでおろす。

「さて・・・お前達に何か礼をしなければな。何がいい?」

レバーヌが聞く。マリオが代表して言った。

「俺達を、離れ離れにしないようにしてください。俺達は仲間だ。ずっと一緒にいたい。」

「いいだろう。それならばこの城に住むがいい。」

レバーヌの言葉に、全員は笑顔でうなずく。

「はい!!!」


ここはプププランド。カービィは、ワープスターに乗って一度帰ってきた。

「カービィ!どこに行ってたの?!会いたかった!」

フームがカービィを抱きしめる。

「ちょっとね・・・。カブーのところに行ってくる。」

カービィはフームに別れを告げてカブーの許へ行く。

「カブー。」

「カービィ、その様子だと、地球を救ったみたいだな。」

「あのマスターハンドとクレイジーハンド、僕達を殺した後、地球全体を破壊するつもりだったらしいんだ。

間に合ってよかったよ。」

「そうだな。カービィ、お前はこれからどこへ行く?」

「またスマブラ国に戻るよ。たまにはここに帰ってくるけどね。」

「そうか・・・。カービィ、気をつけていくがいい。」

「うん!バイバイ!」

カービィは振り返って歩き出そうとした。しかし、そこで立ち止まる。

「よくやったな、カービィ。」

「うん。でも、よかった。この星が元通りになって。メタナイト。サムスとフォックスに会ったよ。」

「そうか。カービィ、またここへ来い。」

「うん!」

カービィは飛び立った。

それは、スマブラが始まったころの、まだほんの小さな出来事―。



END




〜管理人の感想〜

仁・義・礼・智
忠・臣・孝・悌
8つの珠を持ち、里見家を立て直そうとする八犬士!


・・・失礼しました、それは八犬伝でした。
いやあ、わくわくさせる展開でしたね。
最後にカービィがフームと再開するシーンには、感動でした。

『5人の勇者』は誰だろう?