プププ・バトルロワイアル
第1話


プププ暦3000年、ポップスターからピンクの悪魔とその仲間たちが別惑星の

事件解決に旅立ってから丁度一年が過ぎたとき、この星にひとつのカタストロフィーが

生まれた。ダーク一族の末裔、ゼロ3率いる「ゼロ・ザ・ワークス」がこの星に舞い降りたのだ。そしてこの集団が始まる・・・・

ーーーそしてその支配から3ヵ月後の秋、「ゼロ・ザ・ワークス」は星の住民全員

を対象に、ひとつのイベントを行おうとしていた------




プププ暦3000年・秋ーーーー

平和な国、プププランドの秋は噂に聞く青い星のように、緑の草木が赤や黄色の

美しい化粧を施し、またさまざまな実が己を主張するかのように染まった葉の間から

顔を出していた。

町では人々が買い物などをする姿が見え、また昼寝をするもの、遊ぶものも見え、

変わらない幸せな生活を送っていた。

そう、いつものことならばーーーーーーー


宇宙ーーーーさまざまな星が輝くその空間に、ひときわ輝いて移動する物体があった。

そして、その上には一人の若者、丁度20pぐらいの身長、丸くピンク色の体、赤い足を持っている。彼の名前は「星野カービィ」。

プププランドの住民である。

「おーい、カービィー、まだポップスターにつかないのかよー」

彼の体の中からはこんな声が先程から続いている。その声にカービィは返事をする。

「もう惑星アクアリスを通過したからもうすぐだよ。」

それで「早くしてくれー皆もう出たがってんだからなー!!」と体の中から声がした。

彼の体の中(というより腹の中、といったほうが良いのか)には彼の仲間たちが入っていた(というより収容されていた)。

カービィの腹の中は四次元空間と言う説や楽園と言う説、反論で地獄という説があるが、

とにかく何でも出入りができるのだ。なぜ彼らの仲間がその中に入っているかというと

カービィの乗っている星型の乗り物、「ワープスター」に全員を乗せることができないからだ。重量の問題は無いのだが、大きさ的

に全員を乗せることが無理なのだ。

そして、そのワープスターは彼らの住む国、プププランドがあるポップスターに向かっていた。彼らはつい先週、ある惑星の事件

を解決したその帰りなのである。





〜管理人の感想〜
バトル・ロワイアルねえ・・・。
カービィの留守中にゼロ・ザ・ワークスがやってきて、
『プログラム(原作ではそういう名だった)』を実行するのでしょうね。
それにしても、一体どのくらいの者達が参加するのだろうか。
仮面ライダーは13人だったけれど。(何を言いたい?)
参加者が少ないといいなぁ。