闇の剣〜DarknessSword〜
第一章


−登場人物紹介ー

カービィ:いつも能天気なピンク玉

クービィ:カー^ビィの弟。なぜか魔法が使える。

ワドルディ:カービィの友達。なぜかパラソルとビームの両方

が使える。

ソードナイト:カービィの友達。剣の腕が立つ。

シミラ:長老。





カービィはいつものように外でお昼寝をしていた。

「ふぁ〜あ・・・」



カービィは眠そうにあくびをして、また眠り出しました。

まったく緊張感がないカービィでしたが、これまではみんな

そうだったのです。そう、今日までは。

「ZZZ・・・・・」

カービィは寝顔も気持ちよさそうに眠りにつきました。

と、その時,

向こうからクービィが荒い息を吐きながら走ってきました。

「兄ちゃん,大変だよ!」

クービィが耳元で叫びます。

「う〜ん、もうちょっと寝かせてよ・・・」

カービィは寝返りを打ちながら言いました。

「それどころじゃないんだって!」

クービィは鬼気迫る顔で言いました。

しかし、カービィは寝息を立て始めました。

「あーもう!この手しかない!」

クービィはそう言ってから、両手を挙げて,なにやらぶつぶつ

唱え始めました。

と、一陣の閃光が走ったと思うと、



どがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん・・・・・

という大爆発とともにカービィが吹っ飛びました。

「え・・・え?」

カービィは煤まみれで現状を把握できない様子。そこをクービィが

「こっちにきて!」

と引っ張りました。







「あれをみて!」

クービィが叫びました。

そのころにはカービィの目も覚めていました。

「何あれ?」

みんなの視線の先には、黒いものが地平線上をうめつくして、

こちらを取り囲んでいる得体の知れないものがありました。


続く