幸せの条件
第1話〜破滅の足音




ある日、カービィが気分良く小道を散歩していました。

すると、前方に何か黒い物体が落ちていました。

どうやら、傷ついたカラスのようです。

カ−ビィ「前方に食料ハッケン!ただちに捕獲せよ!!!!」

カービィはカラスだと気付かずマッハな速さで走りだしました。

「なんだカラスか。んあ?このカラス…頭にタンコブが…」

カービィはカラスをとりあえず家に連れて帰ることにしました。

と、家の前で、メタナイト、メタナイツ達にデデデ大王やマルクが

ズラ〜っとカービィの帰りを待っていました。

カービィ「ねぇねぇどうしたの?まさか可愛い僕を誘拐に…」

トライデント「大変大変大変だカービィ!!タイヘンタイヘンタイヘンタイ…」

カービィ「えっと…少なくとも『僕は』変態じゃないよ??」

デデデ「(後で絶対コイツ殴る)あのな…この星に…危機が迫っている。」

カービィ「……新手の冗談?」

マルク「いや、冗談じゃないのサ!!マジヤバなのサ!!!」

メタナイト「…この星が、あと1週間で崩壊するらしい。」

カービィ「ふ〜ん、そーなんだ〜♪」

―――5分後―――

カービィ「な…なにぃぃぃぃ…ッ!!!!!ショ〜ック!!!」

マルク「…強烈にベタネタなのサよ作者…」

メタナイト「どうやらこの星に何者かの手で崩壊の呪いがかけられたらしい。」

デデデ「んで、その封印の解ける原因を解決しにいくぞ!一刻も早く!」

???「……ならさっさと出かけようぜ。」

カービィ「あっ!!…ピーちゃん!?!」

カービィの拾ってきたカラスは、青い丸い体に真紅の鋭い目をした…

背中にカラスの羽の生えた生き物になっていました。

首には袋をぶら下げています。

デキィヴ「ピーちゃんじゃねえ!俺はデキィヴだ!!魔法で鳥になってたんだ!」

カービィ「呼びづらいからデッキーって呼ぶね。なんで頭にコブがあるの?」

デキィヴ「飛んでる途中にブロックにブチあたって怪我しただけだ!

お前がカービィだな?俺はお前を探してたんだ」

カービィ「そうなんだ。可愛い僕にサイン貰いに来たの?」

デッキー「あのな…俺の住む星に、呪いをかけた奴がいるんだ。」

メタナイト「何故そいつはそんな事を…」

デッキー「んなもん知らねぇ。でも、俺の星の誰かがかけたのは確かなんだ。」

トライデント「…で、どうすんだ?」

デッキー「俺の星に来い。何か、手助けできるだろう。」

マルク「でもどうやって行くのサ?場所知らないのサ。」

    デッキー「めんどくせーけど…いでよ!ブリンド!!!!」

ゴゴゴゴッ…と地鳴りがして、デッキーの足元に魔法陣が現れました。

デッキー「これに乗っかれ!ワープできるぜ。」

マルク「Let’sワープなのサ〜」 

カービィ「この星は、僕等が絶対守るんだ……っ!」

皆は魔法陣に乗っかりました。


続く