第2話:夢


昨日、メタナイトと久々に2人きりで話したカービィ、

そのため、カービィはご機嫌だった

「ルンルン♪」

カービィはおきると、顔を洗い、歯をみがいた。

それから朝の散歩に出かけた。

外はもう朝、

カービィは家の前の通路をスキップで通った。

実はカービィはいつも朝、大きな神木樹にお祈りしているのだった

カービィの家から500m離れている、大きな大きな神木樹だった。

「さてとっ!・・・パンパン!・・・・どうか・・・世界が平和でありますように・・」

カービィはそういうと、自分の家へ帰っていった。

「ん?・・・リックかな?」

自分の家の前をリックが横切っていた

「おーい!リックー!」

カービィは大きな事でリックに向かって叫んだ

「ん?・・・カービィか」

リックは振り向いて、カービィのほうへ歩いてきた。

リックは顔色が悪かった。

「どしたの?リック?」

カービィはきになり、聞いてみた。

するとリックは座り込んでうつむいてしまった。

「なぁ・・カービィ・・お前の夢ってなんだ?」

リックはそういって、カービィを見つめた

「ゆ・・夢・・?」

カービィは悩んだ

「俺の夢は、父さん、母さんに楽して欲しい・・・それだけだ・・」

リックはしゃべり方がだんだん暗くなっていった

「僕の夢は・・・」

カービィは言葉がつまってしまった。

カービィは一生懸命考えた。

今日やったこと・・・・今していること・・・さっきやったこと・・・

カービィはふと思い出した、さっき神木樹で願ったこと・・・

あれは夢なんじゃないかな・・・と

「僕の夢は・・・世界が平和でありますように・・・」

カービィは神木樹で言った言葉をリックに言った。

「そうか・・・世界の平和か・・・ありがとな・・」

リックは立ち上がって礼を言った。

「いいよ別に」

カービィもそういって立ち上がった。

「じゃあな」

リックはそういうと、また歩いていった。

リックの顔は思いがふっきれたように、すがすがしい顔だった。

カービィは1つ、良い事をしました。

カービィは部屋に入って、朝食の準備をはじめた。



続く



〜管理人の感想〜
芥川竜之介の切支丹物『報恩記』みたく
『メタナイトの話』『リックの話』ってつけられそう。
今度は『デデデの話』かな。
話の内容も『希望』から『夢』に変わりましたね。
となると、お次は・・・。
などといろいろと考えてしまいました。