第5話:強


「はぁ・・・はぁ・・・」

カービィは落雷をうけて、息切れしていた。

「すごいねぇ!気に入ったよ!」

エットはカービィに向かって歩き出した

「うぐ・・くそ・・」

カービィは痛みをこらえて立ち上がった。

「まだ立つのかい?いいかげん・・・」

エットの手に電気が集まっていく

「はぁっ・・・はぁっ・・負けてたまるかよ・・」

カービィはもう意識がもうろうとしていた

「そのいやな口調、俺が直してやるよ!脳電派!」

エットの手の電気が一気に解かれた

バリバリバリバリバリバリ!!!

「グァァァァァァァァァァァ!!!」

カービィの体に電流がはしった

「あぁ!ごめんね!大丈夫!?怪我ない!?」

エットの様子が変わった

「いたくない・・?」

カービィの口調はいつものカービィの口調になっていた。

「いなくなかった!?」

エットがカービィに近ずいてきた

「君・・・人格が・・・変わった?」

カービィはエットに言った。

「人格?・・・そんなも・・・」

ガクッ!

エットが急にうつむいた

「まさか・・エットは・・二重人格・・・・?」

カービィは立ち止まった

「・・・・ケッ!あのザコが!」

突然エットは激しい口調になり、カービィを襲ってきた

「なっ!?」

カービィは訳が分からないまま、たちどまっていた

「喰らえ!喰らえ!喰らえ!喰らえ!喰らえ!」

エットはそういいながら電気を放出しまくった

「グァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

カービィは思いっきり高圧電流をあびた

「ハハハハハハ!終わったな!」

エットは爆笑した。

大丈夫か!カービィ!

どこからか、声が聞こえた

「誰だ!」

エットは探した

「ここだ!」

上から何者かがエットに突撃してきた

「何者だ!」

エットは聞いた。

「俺は・・星の戦士、メタナイト」





続く



〜管理人の感想〜
カービィって、もっとマイペースで天然ボケ・
自然体的キャラだと思ったんですけれども、凌さんの描くカービィは熱血系というか、
二重人格のキャラだというか、イメージ変わりました。
いえ、いい意味でですよ。
エットも無邪気な性格と、残忍な性格を併せ持っているようですね。
ここでのカービィと合わせ鏡的存在っぽい。
『クウガ』の五代君とダグバ人間体みたいです。