銀河の騎士
第二章 呪われたひとつの街

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5人とも先になったり、後になったりと不気味な森を歩いていった。

コウモリや怪物の物音の中、5人はゆっくりと歩いていく。

もう大分歩いて、月の明かりでも暗い。

でも深い森は永遠の様に続いている・・

「夜明けまで待とうよぅ」

カービィが目を擦りながら言う。

「そういう訳にもな・・・もうすぐだ我慢しろ」

メタナイト卿はカービィに言った

暫く歩くと銀宝街が見えてきた。

「やっと着いたか・・・・」

メタナイト卿が言った瞬間、住民が叫んできた。

「「助けてくださいっっ旅人様たち!!」」

「えっ」ソードが言った。

「「この街は呪われようとしているのすよ!?」」

住民が騒ぐあまり、メタナイト卿は口を開いた。

「そう言われても私は戦友の形見を取り戻すのが目的で・・・」

「そうですか・・。この街も終わってしまうのですね・・。」住民は声色を変えた。

「一体、何だって言うの?街が呪われるって・・・」

カービィは言った。

「呪いというのは・・・ダークマターのせいですっ!」

住民が言った。

「ね、どうすんのさ。メタちゃん」

カービィがメタナイト卿に聞いた。

「どうするも何も・・・」

「何も?」

カービィは聞き返した。

「お願いです!!私達の銀宝街が滅びてしまえば・・・・」

住民は泣き出した。

「・・・・分かった。この街を助けてやろう・・。」

メタナイト卿が言った。

「ありがとうございます!何と御礼をすればいいのか・・」

「じゃあ私たちを泊まらせて。野宿だし・・・」

シリカが言った。

「はい・・。ホテルなら無料でどうぞ。5名様ですね?」

ホテルの案内人さんが聞いた。

5人は一夜を其処で過ごした。



――翌朝。

「ふわぁ・・・」カービィが大きな欠伸をした。

「大変よ!カービィ!メタナイト卿が居ないのよ!?」シリカが走ってきた。

「ええ?」

「起きたらベットには居なくてホテル中探しましたが・・・」ソードとブレイドが言う。

「大変!探さなくっちゃ!」



TO BE CONTNUED・・・



〜管理人の感想〜
5人は人助けに入りましたね。
とはいっても、メタナイトにとっては、戦友の
形見を取り戻すのが目的みたいだけど。
シリカの活躍が特に気になるなぁ。