星野さん 銀河に願いを編
第二章 太陽月仲直り大作戦
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カービィ・・・・・主人公。
ワドルドゥ・・・・カービィ補佐役。
ナックルジョ−・・愛称ジョ−。突っ込み役。
デデデ大王・・・・プププランドの大王
マルク・・・・・・謎の魔法使い
Mアイク・・・・・愛称ミー君。ターミネーター。
「・・・でもどうやってとめるよ?」
そう、それが問題だった。
「ジョ−、なんかいい手ある?」
「そうだな。Mr.シャインやブライトと話そうかって考えたんだけどな。
なんかいつもの2人じゃないんだ。2人とも
手が出せなくなってる。」
「そもそもなんで喧嘩してるんですかねェ??」と、ワドルドゥが言う。
「わかった!どっちかがどっちかの昼飯勝手に食ったんだ!」
「おめェじゃあるまいし、んなことあるか!!」
ジョ−が思わずカービィを殴った。
「とにかく、あの2人の喧嘩は異常なんだ!互いに傷つけあってる!
あれじゃあ、2人とも・・それにそうなったら・・
このポップスターだって・・滅びるだろう。
昼も夜もなくなってしまうんだからな・・ 」
これを聞いてワドルドゥはゾッとした顔になった。
カービィも、ことの重大さを聞いて謝った。
「・・こんなときクーだったら良い方法思いつくんだけどなぁ・・
生憎リックやカイン含めてどっかの星に旅行に行ってるからなぁ・・」
しばらく3人は黙り込んだ。
その時だった。聞き覚えのある声がした。
「太陽と月の喧嘩を止めたいのか?」
3人はその声のした方向を見た。
デデデ大王が立っていた。
「なんだ?出出出。なんか良い手あんのか?」
「カービィ、テメェ!漢字で呼ぶな!変だろ!
・・まぁいい。
その手、教えてやろうか?」
「な、なんだ?その方法は・・」
ジョーはデデデに尋ねた。
デデデが言った。
「いいか、このポップスターの外には同じ系党に入る
7つの惑星がある。フローリア、アクアリス、スカイハイ、
ホットベット、ケビオス・・・・」
「あと二つは?」
「知らん。」
「知らんのかいっ!!」
すかさずカービィが突っ込んだ。
「と、とにかく、それらの惑星を探検して探検完了認定証を
もらうんだ。そうするとだ・・・
7つめの星の先、そこに銀河の大彗星、ギャラクティック・ノヴァが現れるんだ。」
「ノヴァ?」
「ああ。」
「英会話の?」
「違うわっ!大彗星つってんだろ!!」
「で?」
「・・そのノヴァは、願いごとをなんでも一つだけ、叶えてくれるんだ。」
「なんでも!?」
「ああ。それで喧嘩が止められるだろ?」
ジョ−が納得した。
「なるほど・・でもなんでお前、そんなこと知ってんだ?」
「いや、実はこれ、マルクに聞いたんだよ。
カービィがそれを聞いて、ため息をつき、言った。
「・・・やっぱりな・・デデデがそんなこと知ってるわけないもんなぁ・・」
「うるせぇな!!」
「よし、じゃあ早速出発しようか!」
カービィがすくっと立ち上がった。
「おう!」と、ワドルドゥとジョーも立ち上がった。
デデデも立ち上がった。
「よしっ、頑張ってこい!」
「オメェも来るんだバカ!!」