黒い影
〜第3話〜


「アイスドラゴン!カー君の援護っ!」

アドがアイスドラゴンに指示を出します。

「きゅごお〜〜〜〜ん」

アイスドラゴンは妙な鳴き声(?)を出してからクラッコに向けて氷の塊を当てようとします

しかし、氷の塊は1発も当たりませんでした。

「アイスドラゴン!もっとよく狙って!!」

アドが叫びます。

「アイスドラゴンだけじゃなくて、他のキャラもドンドン描いて!!」

カービィがアドに言います。

「うん、わかった。でも、それまでにカー君耐えられる?」

アドが心配して言います。

「大丈夫!だから、早く描いて!!」

カービィが吐き捨てるように言います。

「じゃあ、何を描こうかな・・・・・?」

アドが筆を持ちながら考えていますと、コクラッコが飛んできました。

「アドちゃん!危ない!!」

カービィが叫びます。

「えっ?」

どすんっ

コクラッコがアドにぶつかり、鈍い音をたてます。

「痛っ!」

アドがうめきます。

「はやく、何か描かないと・・・・そうだ!」

アドが真剣にスケッチブックに向かいます。

「できたっ!Mrブライト&Mrシャインのタッグコンビ(意味不明)!」

アドがスケッチブックを高々と空中に上げます。

MrブライトとMrシャインが出てきました。

「よおし!まず、クラッコより上に行って!!」

アドがMrブライトに指示を出します

ブライトは、上空に行き、流れ星を出します。

星がクラッコに当たりました。

「そしてシャイン!クラッコに体当たり!」

どんっ

クラッコはいきなり体当たりをくらい、少しよろけてしまいました。

「今だ!」

カービィは、いつのまにか吸い込んでいたコクラッコをクラッコにぶつけました

「グ、ガ・・・・・」

クラッコがうめきながらこちらに降りてきました。

その時、クラッコの中から黒い物体がよろけながら出てきました。

「!?あれは・・・・?」

カービィが驚きの声をあげます。

「どしたの?カー君。」

アドが聞きます。

「いや、あの黒い影が・・・」

カービィは驚きながらアドに説明をしました。

「えっ!?ダークマター!?まさか・・・そんな・・・・」

アドは信じられないという顔でカービィを見つめました。

「いや、間違いないよ・・・あの影は・・・・前にアドちゃんに乗り移った影だよ・・・」


続く


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